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【インタビュー記事】東急百貨店が店舗管理SaaSサービス「カンリー(Canly)」の導入を決定!そんな「カンリー」の魅力とは?


2020年10月より、Googleマイビジネスや各SNSの店舗アカウントを一括管理する「カンリー(Canly)」が、東急百貨店に導入されることに決定しました。

今回は、『次世代のインフラを創る』をビジョンとして掲げ、「カンリー」をはじめとした店舗運営・管理サービスを展開している株式会社カンリー(元株式会社Leretto)の代表取締役 秋山様にインタビューをさせて頂きました。


▼前回インタビュー記事はコチラ
「カンリー(Canly)」を展開する、株式会社カンリー(元株式会社Leretto)とは? 

―秋山さん、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。

―まず初めに、「カンリー」というサービスについて簡単にお教えいただますか?
 「カンリー」はGoogleマイビジネスや各SNSの店舗アカウントを⼀括管理することができるクラウドサービスです。「カンリー」を導入することで、各店舗管理サービスの運⽤コストの削減はもちろん、さらにデータ分析により店舗運営上の課題を特定し、業務内容や店舗施策の改善を促進していくことが可能になります。

 顧客層としては、複数店舗を展開されている企業をメインに導入いただいており、小売業界から飲食業界や自動車業界、カラオケ業界まで、さまざまな業界の企業様に導入頂いております。

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―業界問わず幅広くご支持頂いているのですね!現在、契約店舗数も順調に増えていらっしゃるとお伺いしましたが、その秘訣はズバリどんなところにありますか?
そうですね。大きく分けて2つのポイントがあります。

1つ目は、PR戦略です。多数のプレスリリース配信や、SNSの活用が功を為したと思っています。
プレスリリースについては、今回の東急百貨店様の導入決定時もそうですし、その他PRONTO様から導入決定をいただいた際など、何かしらトピックスが上がったタイミングで随時配信するようにしました。それにより、多くのお客様に当社のカンリーを知って頂く機会が増えたのだと思います。

またSNSを活用した情報発信による効果もあると思います。私秋山と、共同代表の辰巳のTwitterフォロワー数は合わせて約6万5,000人なのですが、Twitterを活用して「カンリー」の発信を行った結果、多くのお客様からお問い合わせを頂くようになりました。


2つ目は、「新型コロナウイルスの影響」が追い風になったことです。
新型コロナウイルスの流行が徐々に落ち着いてきたタイミングで、休業していたお店が再開になったり、一部営業時間を短縮していたのが通常営業時間へ戻ったりと、店舗の運営状況が変わりましたよね。その時に課題となったのが、「メディア運用へかける莫大な労力」です。新型コロナウイルスの影響で店舗従業員数が少なくなっているにも関わらず、状況の変化に合わせて、最新情報をアップデートをすることに莫大な労力がかかっていたのです。

一方で、現在生活スタイルの変化によって、店舗利用者はWEBの店舗情報を参考にお店に行くことが増えており、「メディアの運営」による店舗情報のアップデートが非常に重要視されています。そのため、「メディア運用」にかける労力を削るわけにもいかず、企業にとって重い問題としてのしかかっていたのです。

Googleマイビジネスは、店舗ごとにアカウントが異なるため、営業時間の変更の際には、全店舗分ログインをして全ての営業時間を修正していくといった作業が発生します。何百店舗も抱える企業様にとっては本当に膨大な作業ですよね。そこで「カンリー」を導入することで、Googleマイビジネスや各種SNSに寄せられる口コミを一括管理できるので、需要が高まったのではないかと考えています。

―企業努力も素晴らしいですが、社会背景を味方につけたことも大きい要因だったのですね!では、今回の東急百貨店様への導入に至るまでの背景や経緯についてお聞かせください。

 きっかけは、東急アクセラレートプログラムへの参加でした。
東急アクセラレートプログラムは、東急グループ様がスタートアップ企業の支援を通じて日本経済の再興を図ることを目的にしている取り組みなのですが、そこに当社も参加し、東急グループの各事業者様に向けてピッチをしました。その際に、東急百貨店様に当社の「カンリー」に興味を持っていただき、実証実験をしていただけることになったのです。

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 そこから数か月一緒に実証実験を行っていく中で、東急百貨店様においても多数の店舗運営をされているなかで「メディアの管理・運用」という問題が顕在化されていきました。そこで、問題解決のために正式に「カンリー」を導入していこうという運びになったというのが導入経緯になります。


―導入にあたり、東急百貨店様からはどのようなお声を頂いておりますか。
 そうですね。1番は、「お客様からの口コミを一斉管理し、現場に速やかに反映させることができる」という点が魅力的だと仰っていただきました。

東急百貨店様のように多くの店舗を展開されている企業では、体制上の問題もあり、Googleマイビジネスに寄せられる口コミに対応することが出来ないという現状があったようです。基本的に、Googleマイビジネスは1店舗ずつしか情報更新ができないため、何十店舗とある中でそれらを管理することはかなり骨の折れる作業なのです。

一方、東急百貨店様としては、オンラインコミュニケーションの重要性が高まっている今、『より利便性の高い情報をお客さまに提供したい。クチコミ返信等を通じてオンライン上で顧客と双方向のコミュニケーションの強化していきたい。』という想いをお持ちでした。

その上で、「カンリー」の店舗情報一括更新機能の活用により、運用工数を約9割削減できるだけでなく、クチコミ情報の比較なども行なえるために質の高いマーケティング戦略を立てることが可能になります。
きっと、こうした点が評価を頂けたのではないかと考えています。

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―まさに、課題解決のためにピッタリなサービスだったのですね!最後に、今後の展望についてお聞かせください。

はい。カンリーのビジョンは「次世代のインフラを創る」です。
今後もクライアント企業様の店舗の運営・集客といった部分を支えていけるようなインフラを創り上げたいと思っています。

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このコロナショックでのインバウンドを見据えたとき、お客様にとって“どうSNSを活用していくか”という問題はかなり重要なものとなってきます。その中で、お客様のニーズに合わせた店舗運営や、口コミに対する様々なマーケティング戦略のお手伝いをさせて頂きたいです。

実際に「カンリー」は、「MEOクラウドサービス」というGoogleマイビジネスの運用代行サービスの活動を背景として生まれたのですが、今後も時代や顧客のニーズに合わせてサービスの強化・展開をしていきたいと思っています。

具体的にカンリーのサービスについても、Googleマイビジネスや主要SNSサービス連携に加え、さらに一括管理できる機能を増やしていこうと思っております。またクチコミ情報分析による競合との比較や自社の位置の可視化といった機能も追加していき、さらにマーケティング効果を最大化できるようなサービスにしていきたいと考えています。

―素敵な展望ですね、今後もカンリーの飛躍を期待しております。秋山様、本日はありがとうございました!
 ありがとうございました。

<会社概要>
社名:株式会社カンリー(元株式会社Leretto)
共同代表者:代表取締役 Co-CEO 秋山 祐太朗 / 辰巳 衛
設立:2018年8月15日
所在地:東京都渋谷区渋谷1-8-3 TOC第一ビル7F
資本金:456,470,000円(資本準備金含む)
HP URL: https://biz.can-ly.com
<秋山さんプロフィール>
●代表取締役 Co-CEO 秋山 祐太朗
2015年 早稲田大学社会科学部卒業。新卒にて三井住友銀行に入行し、個人・法人営業に従事。その後、SORABITO株式会社に転職し法人営業、新規事業立上げを経験。現在、株式会社カンリー共同創業者として代表取締役を務める。
Twitter:https://twitter.com/YutaroAkiyama
■プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000037205.html
■Canlyサービス概要https://jp.can-ly.com/


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